当校では、平日午前10時~午後6時に随時個別相談会・見学をお受けしておりますが、その中でよくあるご相談やご質問について、今日はまとめてみたいと思います。
Q.家でゲームやYouTubeばかりなのですが、こちらで勉強するようになるでしょうか?
A.どの生徒さんも、「もういいや」というあきらめの気持ちと同時に、「なんとかしなくちゃ」という前向きな気持ちが共存しています。特に、個別相談会や見学に来校できた生徒さんは、その「なんとかしなくちゃ」という気持ちが強くなってきたからこそ、足を運ぶことができたんだと思います。また、当校では一週間無料体験(数日でも可)で体験いただいた上で、正式な入学手続きをとらせていただいていますが、まわりの生徒がまじめに取り組んでいる中、全く勉強していなかった生徒も案外すんなり集中して学習できたりしています。
Q.学校に行かなくなった理由をはっきり教えてくれません。
A.友人関係、学校の先生や指導方針との相性などはっきりした理由で不登校になる生徒さんがいる一方で、自分でもはっきりした理由がわからないという生徒さんも大勢います。無理に聞きただすのでなく、生徒さんが現在抱えている不安な点や、今後どんな風に過ごしたいかなど、ポツポツを話し出すのを待ち、話し出したら「傾聴※1」に徹することが大切だと思います。
※1 相手の話しに丁寧に耳を傾け、聞き手が共感的な理解を示すことで、話し手の真意を明確にすること
Q.こちらに通っている生徒さんの男女比は?
A.男女比は4:3です。真面目でおとなしい生徒が大半です。ちなみに、中学生と高校生の比も4:3になります。
Q.みなさん、ちゃんと毎日通えていますか?
A.当校には、週5コースと週2コースがあり、ほとんどの生徒は週2コースで通学しています。体調面や心理的な理由で欠席がちな生徒もいますが、一方で週2コースですが、その他の曜日も自習として毎日通っている生徒もいます※2。起立性調節障害があり、午前中は起きられないので、午後から来校している生徒もいます。
※2 週2コースの生徒は映像で授業を受けるのは週2回ですが、自習室は毎日利用できます。
Q.中学の出席日数として認めてもらうには、どのような手続きが必要ですか?
A.各中学の担任の先生や学年主任の先生に、当校に通い始めたことと出席扱いにしてほしいということを申し出てください。その後、ほとんどの中学では校長先生が三者面談をしたり、こちらに見学にいらしたりして審査が行われ、許可が出る流れになります。必要に応じて、こちらから中学に出向いて指導内容を説明させていただくこともあります。なお、文科省は、各都道府県の教育委員会に対して、一定の要件を満たせば出席扱いとする旨の通知を2019年10月に出しており、各校長先生もそれを認識しています。これまで当校では審査の結果、許可が下りなかった中学はなく、毎月前月の出席状況や学習内容などを中学に報告しています。
Q.他のフリースクールとの違いを教えてください。
A.フリースクールには、さまざまな形態のフリースクールがありますが、あそびや体験が中心のフリースクールが多いように思います。当校は秀英予備校が母体のフリースクールで、長年中学生を指導してきた教材※3やノウハウの蓄積があることから、学習をメインにしたフリースクールになります。一方で、休憩時間はみんなでYouTubeを見ながらゲームや卓球をやったり、月に一回ハイキングや遠足に出かけたりして、勉強があまり好きでない生徒も楽しく通えるようにしています。
※3 使用している教材は、夜間秀英予備校に通う生徒が使用しているものと同じです。
当校では、一週間無料体験の他、個別相談や入学説明会も、随時実施しています。大学受験に向けた学習アドバイス含め、じっくりご説明させていただきますので、お気軽にお申し込みください。お待ちしております!