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NEO高ブログ

2023.06.02

静岡校

ホームルームにて~1万時間の法則~

6月に入りました! 秀英NEO高等学院の久保田です。現在、当学院に通っている生徒は、基本的に火曜日と金曜日が授業日なのですが、授業前のホームルームでは「受験情報」や「大学情報」などについて 5分ほど毎回お話しさせてもらっています。先日のホームルームでは少し話題を変えて、「1万時間の法則」について、みんなにお話しをしました。出典はこちら、『天才!成功する人々の法則』(マルコム・グラッドウェル著 / 勝間和代訳)。

 

 

もう十年以上前に読んだ本なので、内容はうろ覚えなのですが、あらためてパラパラとページをめくって思い出してみると、次のような内容になると思います。

 


 
 
さまざまな調査の結果、作曲家、スポーツ選手、演奏家、小説家など、世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも、
 
1万時間の練習が必要」
 
という結論が出た。
 
例1)ベルリンの音楽アカデミーで学ぶバイオリニストを3つのグループに分けて調査したところ…
⇒普通の学生は4000時間、優秀な学生は8000時間、トップクラスの学生は1万時間を超えていた。
 
例2)マイクロソフトを創業した億万長者のビル・ゲイツ
⇒ハーバード大学を2年で中退した時点で、中学から7年間ぶっ続けでプログラムの開発に取り組んでおり、その時点ですでに1万時間を超えていた。
 
 

 
 
どんな天才もスーパースターも生まれながらではなく、(本人に努力した意識がたとえなくても)1万時間以上をそのことに費やしていたわけで、逆に言えば、「一流になるには、今から1万時間をかけて取り組めばいい」ということになります。
 
では、1万時間ってどのくらいの長さ?
なんでしょう。以下の①、②、③に入る数字を考えてみてください。
 
 
1日1時間ずつ月に土日以外の21日練習したとすると ・・・ ① 年かかる
 
1日4時間ずつ月に土日以外の21日練習したとすると ・・・  ② 年かかる
 
1日8時間ずつ月に土日以外の21日練習したとすると ・・・  ③ 年かかる
 
 
 
答えは、
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 
 
①40、②10、③5 になります! 
 
40年という長さには気が遠くなってしまいますが、逆に5年間ひたすら一つの事に取り組めば一流になれるなんて、なんかちょっと勇気がもらえるような気もします。この日のホームルームでは、「自分の好きなことが見つかったら、今から没頭しよう!」と締めくくりましたが、毎日没頭できるようなことに幸運にも出会えるかどうかがポイントですよね。それがまだ見つかっていない人は、逆にいろいろなことに取り組んで、自分には何が向いているのかを試してみることも必要でしょう。現代社会はテクノロジーが日々進歩して、今やスペシャリストが求められている時代ですから、なおさらです。ぜひみんなには、好きなことを見つけて、自分の才能を伸ばすことでやりがいがもてて、しかも社会にも貢献できる社会人を目指してほしいな、と思いました。
 

秀英NEO高等学院では、6月は1週間無料体験を開催中。個別相談や入学説明会は随時実施しています。大学受験に向けた学習アドバイス含め、じっくりご説明させていただきますので、お気軽にお申し込みください。お待ちしております!

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