文部科学省が先日公表した調査結果から、2022年度の小中学校における不登校者数が過去最多の29万9,048人となったことが明らかとなり、新聞等でも大きく報道されました。
静岡県教育員会も不登校児の受け皿となるフルースクールとの連絡協議会を9月に開催したりして対策を検討していますが、文部科学省が令和元年10月25日の「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」を起点として、各教育委員会へ柔軟な対応をするような流れとなっています。
その一環で、公的サポート施設や私設フリースクールなどへの通学日を、中学校の出席扱いとすることができるようになり、その要件は以下のようになっています。
当校においても、現在3つの中学校から出席扱いの認定をいただいており、本校に通っている生徒の出席日(登校時間/下校時間)、学習した教科・単元、本人の状況、ご家庭との連携状況などを毎月報告書にまとめ、各中学校へ報告させていただいています。出席扱いとして認めていただくにあたり、各中学へ訪問して学習システムや本人のようすを説明させいただいたり、校長先生や教育委員会の方が当校に足を運んでいただいたりしてきました。
先生方からは、生徒が自分のカリキュラムに沿って、タブレットを見ながらノートを取ったり、動画を止めて問題演習したりしているようすをご覧になり、生徒の学習姿勢や学習システムに驚かれているようすでした。また、休憩時間はみんなで食事したりゲームをしている点も、「コミュニケーションをとる機会もあって大変いいですね」とご評価いただきました。
現在当校のフリースクールに通っている中3生の一人は、9月から進路のことを考え始め、先週からついに中学校へ復帰し始めました!このまま中学校への登校が継続してくれるよう、本人および保護者の方ともしっかり連携していきたいと思います。また、別の中2生はやはり進路のことを念頭に、数か月後の復帰を目指して、これまで当校の週2コースで通っていたのを10月から週5コースに変更し、毎日通う練習を始めました。このように、秀英NEO高等学院は高校生だけでなく、中学生の指導にも力を入れています。
秀英NEO高等学院では、1週間無料体験の他、個別相談や入学説明会も、随時実施しています。大学受験に向けた学習アドバイス含め、じっくりご説明させていただきますので、お気軽にお申し込みください。お待ちしております!